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薬師丸ひろ子な話。ネタバレ有りです。未見作品がある場合はご注意ください。
2024-11-26 22:31:05
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2013-09-25 23:56:41
「あまちゃん」第152話・第153話

9月24日(火)~25日(水)・第152話~第153話
つ、つ、遂に……
歌ったーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
うわあああああ感動したーーーーーーー!!!
実は昨夜ちょっと嫌なことあって(だから感想も書けなかった。最終週だからちゃんと一話一話書こうと思ってたのに)今朝も超憂鬱な気分のまま「あまちゃん」見るの忘れてて、8時10分頃だったかな、あ、そうだ見なくちゃと思い出してテレビをつけたら、ちょうどイントロが!
若い春子の絵に描いたようなバトンリレー走り(これ上手かった)+マイクの乾電池太巻直撃(めり込みすぎ)のコントのような展開を見て、ああこれはコメディとして流す=最後まで鈴鹿さん音痴=ひろ子の歌声無音で行くのかもと覚悟したら……「I miss you」の出だしの一声だけで、もうガツーーーン!と……。そうだこの声だ!この声を待ってたんだ!遂に歌うんだーー!!ってもう鳥肌。その後もずっと感動しっ放し。
そりゃもう私はファンですから、やっと念願叶って歌ってくれるってだけで感動倍増なんだけど、歌声がほんと良かった。正直、今年頭のユーミンライブでの歌唱が、私的にはちょっと微妙に感じたもんで、ああ大丈夫かなあって、久しぶりにああいう大観衆の前で歌ってしかも自分のための場だったわけでもないから相当緊張したんだろうなって、それはわかるんだけど、そのせいか声も震えていたし、音程もやや移ろい気味(笑)でしたから、「あまちゃん」でなかなか歌声聞けなくてツイッターとかで結構歌声聞きたい!みたいな声が増えていくのを見るにつけ、どんどんハードル高くなってるようで大丈夫なんだろうかとここ1週間ほど実はめちゃくちゃドキドキしていたので、マジほッとした!!
いや~~良かったなー、そうなのこの声が聞きたかったの。となんか涙出てきちゃって(笑)。いや真面目に。
良かったよひろ子!イイ歌声でした。鈴鹿さんが成長して、夏ばっぱ達北三陸の人々と実際に出会って、やっと手に入れた歌声。その情感が出ていた。丁寧に丁寧に旋律をたどった歌い方。薬師丸ひろ子の面目躍如!といったところでしょうか。初めてひろ子が「セーラー服と機関銃」で歌声を披露した時も、やっぱりこんな衝撃だったのかなって思いを馳せてしまうほど、今回の歌声と演出はインパクトありました。
この日のために、ずっと無音だったわけですね…このカタルシスを与えるために!!
すげーよすげーよ、もう前日に「死霊のだんご三兄弟」(笑)が出てきた時にゃ、こりゃもうダメだ、八割型、音痴設定のまま終わるーーー!と思ってしまったので、しかも、このまま音痴で終わるならいっそ、ひろ子の声をどんな加工してもいいから「死霊のだんご三兄弟」を聞かせて欲しい、むしろそっちが聞きたいと、ちょっと音痴設定が楽しくなり始めてしまっていた(マジで)ので、尚のこと衝撃が…!まんまと騙されたわ!それもこれも全部今日のこのカタルシスのためだったとはなあああああああああ。
もうどうなることかと思ったけど、超絶音痴設定を出された時には……(笑)。事と次第によっては、NHKにもクドカンドラマにももう二度と出なくていいと(別に私が決めることじゃないけど。笑)、そこまで思っていたので、いや~~~ほんっっっと良かった!!スッキリした!

しかもこれ凄いのは、仮にひろ子が実際に歌うとして、「激しく~♪」の後のアップテンポになるところ、あそこはどう考えてもひろ子向きじゃないだろうと思って、そりゃ歌わせれば歌いこなすとは思うんだけど、果たしてどうなるんだろうと戦々恐々としていたら、なんとアコースティックのスローバージョンとは!なんということだ~~そっかそうだよね、ひろ子が歌うならスローバージョンだよねと目からウロコがもうバッサバサに落ちまくり。そうかその手があったのかとビックリ仰天。そして更には、歌詞の改変までもが!!
「三代前から マーメイド」「親譲りの マーメイド」(鈴鹿さんは早生まれ、つまり「早生まれの マーメイド」とは鈴鹿さんのことだったと判明したのもビックリ&スッキリ)
鈴鹿さんが地震以来ずっと言葉に敏感になっていたのも、代々北三陸のアイドルだったんですねという言葉も、全部ここに集約されるのかとめっちゃ鳥肌立った!これはもう半年間このドラマを見続けてきた人達には感無量の歌詞であって(この「親譲りの~」のとこの歌い方がまたいいんだ。きっと今鈴鹿さんの頭には、アキと春子と夏ばっぱが浮かんでるんだろうなって、そう思えて、そこから他の北三陸の人々への思いにも繋がっているのかなって、本当にひろ子がそこまでの思いを込めて歌っていたかはわかりませんが、そういう風に聞こえる温かい言葉の歌い方で、すごくジーンとくる)、最初からこの改変を頭に入れて元の歌詞を書いたのかどうか、もしそうであるなら天才という他ないし、アコースティックバージョンにすることで、いくら何でも声似てないだろう~という部分を、それは経年と曲調の違いによるものだと一種の説得力を与え得る演出になっているように見えて感心。そこへプラスして、歌詞も少し改変することで、元のオリジナルバージョンのイメージを損なわずに、且つ完全ひろ子仕様(鈴鹿さん仕様とは敢えて言わない)の別バージョンとして見事に作り上げられていて、ほんと音楽のプロってすごいと脱帽するしかないです。
これは本当にひろ子は、すごく気を遣ってもらって、且つとても素晴らしい役割を与えられたんだなと痛感致しました。

……見よ!私のこのてのひら返しの絶賛ぶりを……(笑)!あれだけブツブツ言ってたくせに…(笑)。なんて、いやほんと参りました。もうどんどん出ちゃってください、NHKもクドカンドラマも!!!(笑) 紅白だって今までずっと出ないで欲しいと思い続けてきたけど、とんでもない!どーんどん出ちゃって!!どうぞどうぞ!今やなんでもオッケーな気持ち(だから私が決めることじゃないけどさ…笑)!そこまでの気持ちになるほど感動したっす!感無量っす!
そして、ひろ子よ、どうぞこの歌声を忘れないでください。
ひろ子が自分の歌唱をどう思ってきたかはわからないけど、きっと今までいろんなことを言う人がたくさんいたと思うけど、でもひろ子にはひろ子にしかない才能があるんだと、ひろ子より歌の上手い人はそりゃたくさんいるだろうけど、でもひろ子にしか出来ない歌い方があって、ひろ子の声だからこそ伝わる何かもあるんだって、どうかこの心の洗われる歌唱を忘れないで欲しい。上から目線な言い方だけどさ、本当にそう思います。

でもって、感動は何もひろ子だけじゃなくて、1番の終わりに若い春子が涙を一筋流して、ニッコリ笑うところ。
それはとてもとても可愛くて、かつてアイドル志望だった女の子そのものの純粋な笑顔で、そしてもう二度と見ることはなくなったというナレーションとともに、なんかもうここで涙ドワーって…。
やっと春子は影武者としての役割を終えたんだよね…と。なぜ春子太巻和解エピソード後も若い春子の幻影が現れ続けるのかと不思議に思っていたけど、そうか、幻影が消える最後のキーは春子でもアキでもなく、実は鈴鹿さんだったんだとビックリした。鈴鹿さんが正々堂々と自分の声を世に送り出すことで、春子の影武者としての役割がようやっと終わる。それでやっと本当の意味で春子も太巻も、そして鈴鹿さんも過去から解放されるんだって、長い長い道のりだったけど、やっと三人は呪縛から解放される。そう思ったらなんかもう胸いっぱいで、放送終わった途端、洗面所に駆け込んだよ、マジ泣きしてしまった顔を洗うために(笑)。

過去といえば、152話のほうで、夏ばっぱの「(春子は)あんたのように アイドルにはなれねがった」という言葉を聞いて、そうだ春子の親も真実を知らないんだと鈴鹿さんが悟ることで、一旦は春子に謝罪したことで清算されたはずの罪悪感が、パパパっと顔に浮かんで、ばっぱに真実を告げようとしていた(ですよね)場面がすごく印象的でした。
この続きがもし今後の放送であって、鈴鹿さんがばっぱに(もしくは北三陸の皆の前で)真実を告げるとして、その時の夏ばっぱの返事はやっぱり「知っていた」なんじゃないかなって(娘の声がわからないわけないだろうって)思うけど、出来ればその言葉を春子も一緒に聞くことになればいいなあと。どうなのかな~そこまでやらないかな。やるといいな。
ところで、春子、なんで披露宴、欠席に○してたんだろ?自分の事務所のスターの披露宴だぞーーー。あんべちゃんと大吉(コンサート会場に駆けつけた春子に再婚を報告しようとして、完全スルーされてましたね。笑)だって、幼馴染の披露宴だろうし…。コンサートも元々は見ないつもりだったのか?震災後、春子って一度も地元帰っていない設定なのか、アキがいればいいのか?気にならないのかな夏ばっぱの調子とか…とちょっと謎な部分もあるけど、今日の話で気づいたのは、誰にも言わずに黙って船に乗ろうとする忠兵衛さん、忠兵衛さんまで黙って出て行くんだ…春子はその血を引いているのか…とか思ったら、よく考えたら、「潮騒のメモリー」の歌詞
「置いていくのね サヨナラも言わずに
再び会うための約束もしないで」
これ、勿論「セーラー服と機関銃」の歌詞から来てると思う(そう考えると、やっぱり最初からひろ子も歌うと気づくべきだった…!)けど、まさかこの歌詞の部分にかけて、アキも春子も水口も鈴鹿さんも先輩も忠兵衛さんも、どのキャラもどのキャラも皆、黙って出て行く性質になっていたのか…?と思いつきましたです(やっと?)。う~ん(笑)…果たして!?

あ、で、鈴鹿さんに話を戻すとして、今回奇跡のようにきちんと歌えたってのは、どういう設定になるんでしょうね。春子曰く10回に1回もしくはそれ以下の頻度の当たりが、たまたまここに来ただけなのか、すると後9回分、つまりこの後の曲目(ちょうどあと9曲ある!)は、いつもの音痴に戻って魔界の門が開くのか(笑)。それとも10回に1回の確率が格段と良くなってきているのか、もしくは本当に奇跡が起こって音痴克服したということなのか。確か鈴鹿さんのチャリティライブって、北三陸だけじゃなくて、他の地でも予定されていたと思うんだけど、だとすると、最後のパターン以外は、他の公演が恐ろしい事態に……(笑)。いや他の公演どころか、この日の他の曲も危ないけど、「死霊のだんご三兄弟」が聞けたらちょっと楽しいかも…(笑)なんて。ないかな~。赤ちゃん(あの赤ちゃん、超可愛かった!)泣かすって恐ろしいよな、しかも鈴鹿さん自身は改心の出来とばかりに、めっちゃ笑顔だったし(笑)。
もし仮に奇跡が起こって音痴克服なのだとしても、ドラマ上のファンタジーとしては充分にアリだし、実際芸能人って本当に本番にだけ強かったりする(昔ウリナリで、ウッチャン達がユーミンライブでのピアノ演奏披露に挑戦するのに、練習では必ず間違えてしまうのに、本番になると見事にクリアしてしまったりして、そういう場面を見るたびに、芸能人って本番強くてすげーなと感心していたものです。まあバラエティ演出だったのかもしれませんが)から、まあ火事場の馬鹿力的なものとしてもアリかなと。
それにしても「死霊のだんご三兄弟」を聞いてみたいけど…(笑)。ていうか、その表現力に感動したので、昨日の栗原ちゃんのセリフを記念に書き記しておこう。
「そのメロディが、何とも言えない不穏で不快な旋律で、今にも魔界の門が開き そこから聞こえる死霊のうめき声のような…。死霊の「だんご3兄弟」なんです」

セットリスト全10曲。鈴鹿さんシングル3枚だから×2で、持ち歌は全部で6曲あったんですね。でもB面の曲はセトリに入っていない。「ふるさと」が入っているのは、実際のひろ子のコンサートをモデルにしているのだろうか。歌ってましたよね、「今度は愛妻家」ライブで。「夏の思い出」も「SONGS」で歌ってたような。その辺から考えられているのかな。
関係ないけど、そういや北三陸の町にたたずんで、歌詞を一生懸命考えてた鈴鹿さん、衣装が全身黒じゃなかったですね。スパッツ?だけグレーになってたけど、何か意味あるのかな。殻を破りつつあるってことなのか?それともただ単にたまたま?
コンサートでの衣装も、振袖にビックリというか、もう未婚女性でもないのに鈴鹿さん図々しい…とか思ったけど(笑)、ひろ子もまさかこの年齢で振袖着ることになるとは思ってなかっただろうけど、意外や意外、よく似合っていた気がします。水色なのが良かったのかな~。可愛くもあり、綺麗でもあり。振袖ってことで、鈴鹿さんの自分の声で届けたいという純粋な思いが補強演出されたような気もする、なぜだか。振袖=若い頃の純粋さがオーバーラップするからかな。

そうそう、今日の放送の春子との特訓シーン(ここで既にひろ子の声無音じゃなくなってたのね。初見は途中からだったので気づかなかった)で、遂に音程ばっちり合ってはしゃぐ二人がものすごく可愛くて、なのに、私はいつも合ってるつもりだから違いがわからないんですぅ~~!という鈴鹿さんのセリフに衝撃。そ…そうなんだ(笑)。その後、呆気にとられる春子をよそに、足ブランブランさせてご機嫌に「てーてー」言ってる鈴鹿さんも、無責任なノーテンキさですげー可愛かった(笑)。
鈴鹿さんはアキやユイからも特訓受けてたんすねえ…。アキよ、白目まで教えなくていいからいいから(笑)。

どんどん話長くなるけど(笑)、昨日の大吉プロポーズも良かった。
まさか予告にあった、北鉄に町の人が手振ってる場面が、何も知らない大吉が実は笑われていた!というシーンだったとは…。てっきり最終回あたりの感動シーンなのかと思ってた(笑)。
でもあんべちゃんと大吉の再婚については、私はアキの意見より鈴鹿さんの意見寄りですけど(笑)!あんべちゃんが断ったら面白いのにな~~と思って見てたけど(笑)、まああんべちゃんが幸せならそれでいいか~。幸せになって欲しい。
大吉が好きな人リストの中にサラっと鈴鹿さんを混ぜていたのは笑った。図々しいわ(笑)!

残り後3回。もうどんな結末がきてもオールOK!どんと来い!な気持ち。
気がかりは、ユイちゃんの東京進出があるかどうかかな。

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2010年1月以前のログでこちらにないものは、
旧ブログ http://ameblo.jp/frobro-8940/
にあります。
舞台
詳細→梅田芸術劇場公式サイト
「ハルナガニ」
東京 :シアタートラム
2014/04/07(月)~04/27(日)
大阪 :梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2014/05/02(金)~05/04(日)
ライブ
薬師丸ひろ子 Premium Acoustic Night 時の扉~Look For A Star~
会場 : Billboard Live Tokyo
2014/12/16(火)
1st Stage 開場17:30 開演18:30
2nd Stage 開場20:15 開演21:00
2014/12/17(水)
1st Stage 開場17:30 開演18:30
2nd Stage 開場20:15 開演21:00
アルバム
UNIVERSAL MUSIC JAPAN公式
「時の扉」
35th Anniversary of Screen Debut.
薬師丸ひろ子セレクション・カバーアルバム
2013/12/04(水)発売
「SENTENCE~セ・ン・テ・ン・ス~ 」
2012/12/12(水)再発売
「心のクリスマス」(ケルティック・ウーマン)
”ユー・レイズ・ミー・アップ
 ~祈りヴァージョンfeat.薬師丸ひろ子”収録
2012/11/07(水)発売
「歌物語」
30周年記念2枚組自選ベストアルバム
2011/03/02(水)発売
シングル
「ユー・レイズ・ミー・アップ
 ~祈りヴァージョンfeat.薬師丸ひろ子」

2012/10/17(水)配信開始
「僕の宝物」
2011/03/02(水)発売
ラジオ
「ハート・デリバリー」
毎週(日)08:30~ ニッポン放送
テレビ(地上派・関東地方)
「第65回NHK紅白歌合戦」公式
2014/12/31(水)19:15~ NHK総合
「食彩の王国」(ナレーション)
毎週(土)09:30~ テレビ朝日
2010/03/17(水)DVD発売
映画
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
2012/01/21(土)公開
2012/07/20(金)BD&DVD発売

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