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薬師丸ひろ子な話。ネタバレ有りです。未見作品がある場合はご注意ください。
2024-11-26 22:46:54
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2013-09-26 23:43:16
「あまちゃん」第154話

9月26日(水)・第154話
昨日の興奮冷めやらず、もうなんべんもなんべんもリピートして、ジーンと感動しながらひろ子の歌に聴き入って、そして若い春子の涙の笑顔を見るたびにグっときて……。
私は勿論ファンだから、何よりもひろ子の歌唱と演技・表情に感動するけど、でもやっぱりこの若い春子の表情こそがグっとこのエピソードに深みを与えるわけで、主人公を除けば、実は一番の功労者といえるのかも…。
ひろ子の歌唱については、しみじみサビの「潮騒のメモリ~♪」のところの澄んだ歌い方が、本当に心洗われるようで、2番の「潮騒のメモリ~私はギタ~♪」なんて、なんて清楚な歌声+純粋な情感なんだろうと、もう何度聞いても全然飽きない。特にやっぱり「親譲りの マーメイド」が好きでたまらないよ。なんて心のこもった優しい歌い方。しかもその歌詞の後に映る夏ばっぱの笑顔がね。ほんとにイイ!ジーンとくるの、まるで鈴鹿さんのことも見守ってくれているようで、気持ちをわかってくれているようで。
しかし、冷静に考えると、鈴鹿さんが歌っている最中のユイちゃんのセリフ「すごいね」。これ、ひろ子の歌唱次第で、このセリフが完全に浮いてしまう可能性があるわけで、説得力がなくなるわけで、もしもひろ子の歌が期待通りのものでなかったらいったいどうなっていたんだろうと思うと、ちょっと背筋が寒くなる…。いや、クドカンには大丈夫だろうというひろ子への信頼があったからこそのセリフなのかもしれないけど(アドリブ?ってことはないよね?)…想像すると真剣に恐くなる。まあそうはならずに済んで良かった良かったとホッと胸をなでおろしつつ、何気に最前列にヒビキが座っていたのに驚き(笑)。
何、旬のアイドルだけじゃなくて、往年のアイドルにも興味が…?と思ったけど、海女カフェ再建で盛り上げにきたか、いるであろうユイちゃん目当てだったのかな(笑)。
水口も、絶対無理音感に苦しめられずに済んで良かったな(笑)。

…と前回の感想を補完したところで、やっと今回の感想へ。
なんと鈴鹿さん、あの後もきちんと歌えたってことなんですね。無事アンコールへ到達。
そこへ正宗到着で、春子さんが歌ったんだよねって、気持ちはわかるが、何気に影武者話をバラしているのはどうなんだ(笑)。誰がバラしていいって言いました!?みたいな(笑)。
でもその春子が、鈴鹿さんの歌を聞いて、実はずっとわざと音痴のフリをしていたんじゃないかと疑念を持ち出したのは、どうなんですかね…。鈴鹿さんのMC(「北鉄のミスユイちゃん」って言ってたけど…なーんか違う。笑)が非常に紛らわしいのでアレだけど、さすがにそれはないような気が……。
だって、わざと音痴のフリをしていたとしたら、そのせいで赤ちゃんを泣かしたと!?…と思うと、それはちょっと……(笑)。太巻や春子を騙すならともかくとしても、アキやユイの純粋な気持ちまで踏みにじるようなことはさすがにしないだろうし……うーん。
仮に若い頃歌うのが嫌でわざと下手に歌っていたのだとして、じゃあ今度はきちんと歌いたいと思った時に、春子との間の影武者問題が既に決着ついているのに、それでもまだ音痴のフリをする必要なんか全然ないわけでしょう。それこそボイストレーナーについて練習して治りました~ってシレっとすれば済むことで、春子の手をわずらわせる必要もなく、ましてや、せっかくの自分の声で歌うチャンスであるコンサートで、一瞬でも春子の手を借りようとする必要は全然なかった。
結果的にマイクの電池が抜けて春子が影武者出来なかっただけで、春子が歌い出すのをその目で確認しながら、一瞬でも春子の力を借りようとしたのは、自分の声で届けたいと思っていながらも、やっぱり自分の音程に自信がなかったからで。でもそれが無理とわかって、意を決して当初の気持ち通り、自らの意志でマイクに向かい歌った。その結果があの歌声。……なのではないかなと。

それは10回に1回だった確率が春子達との特訓によって、格段に上がったせいかもしれないし、若い頃は歌に対してやる気がなかったからまったく上手くならなかった(もしかしたら新人にいきなり歌わせたので、ろくな特訓もなかったのかも?)けど、今やっと本気で歌いたいと思ったからこそ、ようやく1年近くにも及ぶ特訓の成果が表われた、ということなのかもしれない。それにはやはりプロとしての本番への強さが決め手だったのかもしれないし、あるいは、前ノリして春子の部屋で暮らすことによって、「歌手」という役の素地を作り、その演技力でもって最後の壁を乗り越えた、といえるのかもしれない。ちょうどひろ子が「戦場のメロディ」の時のことを、作品内で歌手の役を演じながら歌う時は、不思議に緊張せずに歌えたと語っていたのと同じように。
いずれにせよ、元々音程に不安があったのは事実で、だけど元々奇跡的に音程が合うことがあったのも事実で、要はそれが初めて抱く歌への本気度+コンサート本番に対するプロ意識、あるいは女優としての演技力により、完全にコントロールされるようになった、春子の「プロだわ…」って言葉もそこにかかっているんじゃないかなーと思うんだけど、どうかな~。つまりは、鈴鹿さんの歌声を聞いてショックを受けた春子が、ちょっと穿った気持ちになっただけなのでは…って、こんだけ考えても、実にアッサリと仮説を覆す事実が出てきたりするので、なんとも言えないけど(笑)、鈴鹿さんがいつ影武者に気づいたのか?という疑問とともに、このまま有耶無耶で終わるのがベストかな。
思うに、主人公だとどうしてもナレーションで心情が語られがちになってしまうけど、鈴鹿さんや太巻に関しては、あまり明確な心情説明がされずに、視聴者の想像に任せられる部分が多いから、それが逆にキャラに余白というか余地というか余韻を与えてイイのかも。
というわけで、私は鈴鹿さんは真実、音痴だったという説をとるけど、それはともかく、この春子の疑念を聞いている間の太巻、いや古田さんの表情が、なんというか、どんどん微細に変化していって、最後に何とも言えない表情で舞台上の鈴鹿さんを見つめるのが、なんだかものすごく良かったです。上手かった。役者ってすげーな…と感心しましたです。

そして、バージンロードを歩く6人の中年(笑)。
客すくなっ(笑)。
結局、鈴鹿太巻関係者は誰も来てないってことだろーか。もう1回どこかで改めて披露宴するのかなーだからイイのかなー。って、披露宴かと思っていたら、式のほうでしたね。あらっ…。
ほんとまさか40過ぎてから、こんなにひろ子のウェディングドレス姿をおがむことになろうとは……いったい誰が予想したでしょう(笑)。うーん眼福眼福。私が一番好きなのは、「パパの涙で子は育つ」でのウェディングドレスだけど、相変わらずウェディングドレスを着た時の清楚感ったらない。真摯感というのかなあ。マジ、ウェディングドレス女優だと思うな。
不思議にどんどん太巻ともお似合いに見えてくるし。ほんと役者ってすげーわねと、でもそろそろ尾美君とも、やっぱり一度ガッツリ夫婦役やってくれないかな、できればシリアスものでも、なんてことも考えたり。
誓いのキスを春子がソッコー断ってたのは笑った(笑)。如何にも、らしくて。
あれ、太巻と鈴鹿さんは実はしそうな気もしたけど(笑)。つーか、太巻と鈴鹿さん以外は、どっちも再婚なのねえ…どっちも初婚と同じ相手とだけど。ずっと内縁関係であったとはいえ、初婚は鈴鹿さん達だけなわけで、本当に良かったのかしら、合同で…?(笑)
ただ、夏ばっぱが春子のウェディングドレス姿を見ることができたのは、良かったなーと。忠兵衛さんに黙って出て行かれて憔悴していたの可哀相だったし。春子の式のことは何も知らされていなかったばっぱがビックリ驚いている姿を、後ろから嬉しそうに見ているアキの表情もすごく良かった。可愛い孫よのう~。忠兵衛さんも、春子の結婚式見てから行けばよかったのにな~。

そういえば鈴鹿さんの本名と出身地ってどこなんでしょうね。春・夏・秋と揃ってて、まだ冬がいないから、実は鈴鹿さんの本名に「冬」が入ってる…?なんて想像も。それとも未来のアキの子供かな?
そして、鈴鹿さんと春子の声の違いにまったく気がつかない元ひろ美っ子クラブ会員……ダメすぎる(笑)!
正宗も、なんで鈴鹿さんのサイン会の列に並んでいるんだ(笑)。事務所でもらえないのか?事務所でもらったら春子に怒られるのか!?(笑)
最近、花巻さんがいないような。

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2010年1月以前のログでこちらにないものは、
旧ブログ http://ameblo.jp/frobro-8940/
にあります。
舞台
詳細→梅田芸術劇場公式サイト
「ハルナガニ」
東京 :シアタートラム
2014/04/07(月)~04/27(日)
大阪 :梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2014/05/02(金)~05/04(日)
ライブ
薬師丸ひろ子 Premium Acoustic Night 時の扉~Look For A Star~
会場 : Billboard Live Tokyo
2014/12/16(火)
1st Stage 開場17:30 開演18:30
2nd Stage 開場20:15 開演21:00
2014/12/17(水)
1st Stage 開場17:30 開演18:30
2nd Stage 開場20:15 開演21:00
アルバム
UNIVERSAL MUSIC JAPAN公式
「時の扉」
35th Anniversary of Screen Debut.
薬師丸ひろ子セレクション・カバーアルバム
2013/12/04(水)発売
「SENTENCE~セ・ン・テ・ン・ス~ 」
2012/12/12(水)再発売
「心のクリスマス」(ケルティック・ウーマン)
”ユー・レイズ・ミー・アップ
 ~祈りヴァージョンfeat.薬師丸ひろ子”収録
2012/11/07(水)発売
「歌物語」
30周年記念2枚組自選ベストアルバム
2011/03/02(水)発売
シングル
「ユー・レイズ・ミー・アップ
 ~祈りヴァージョンfeat.薬師丸ひろ子」

2012/10/17(水)配信開始
「僕の宝物」
2011/03/02(水)発売
ラジオ
「ハート・デリバリー」
毎週(日)08:30~ ニッポン放送
テレビ(地上派・関東地方)
「第65回NHK紅白歌合戦」公式
2014/12/31(水)19:15~ NHK総合
「食彩の王国」(ナレーション)
毎週(土)09:30~ テレビ朝日
2010/03/17(水)DVD発売
映画
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
2012/01/21(土)公開
2012/07/20(金)BD&DVD発売

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