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薬師丸ひろ子な話。ネタバレ有りです。未見作品がある場合はご注意ください。
2024-11-27 02:27:18
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2013-09-01 23:55:33
「あまちゃん」第129話・第130話

8月28日(水)・第129話
鈴鹿さん、いつの間にか「お父さん」から「正宗さん」呼びへ。
鈴鹿スペシャルを飲まされた正宗の咆哮(笑)が、声量有りすぎて、さすが尾美くん声でけえ!と感心(笑)。
アキと正宗と3人でなぜかハモってしまう場面のタクト振りジェスチャーがとても可愛かった。

そして「潮騒のメモリー」ロケシーン。
海女さんの格好、予想以上にひろ子似合いますね。やはりここでも陽光はひろ子の最高の照明になってるし~。
太巻に撮影やり直しを迫る…というかおねだり(笑)するシーンの、太巻への目配せがめっちゃ良かったわ。太巻との親密さが一瞬で表現されて、結局OKしちゃう太巻も、なんだかんだ言って鈴鹿さんには弱い、メロメロじゃ~ん!みたいな。他にはあんなに強気なのに。
そこでかぶせられるアキのナレーション「モニターの前で話し込んでいる監督と鈴鹿さんは、時々夫婦みたいに見えます」。 やっぱり同棲は確定かな~。ほとんど夫婦みたいな暮らし&関係ということの傍証が、ここへ来てどんどん積み重ねられていくって感じですかね。
ところでアキって、鈴鹿さんと太巻が同棲中という情報はまだ知りませんよね?GMTから聞いてるんかな?
鈴鹿さんがアキにヘッドロックかましているのは、ちょっと身長差的に無理があった気が…(笑)。

さて、夏ばっぱに何も言わずに東京へ帰る春子。
夏ばっぱから遂に「ありがとう」という言葉を聞いて思い残すことはないとか、町の人に夏ばっぱをとられるとか、夏ばっぱにとっては遠くの不良娘より近くの他人なんだとか、いったいいつまで不良娘のままでいるつもりなのか。ホントに母親としての意識より娘としての意識の強い人だと思うけど、いったいいつまで子供のつもりでいるのやら…。
ある程度の年齢の女性だったら、本調子でない体で家事をすることがどれだけ大変か、それでなくても加齢で年々身体が大変になっていくのはわかることだし、病み上がりで基本1人暮らし(忠兵衛さんはそのうち帰ってくるだろうけど)の老母の元を離れるのに、せめてその日のご飯の支度ぐらいもしてやらずに、布団もあげず(押入れにしまわず)、書き置き一つ残さず黙って出て行く娘って有り得ないと思うんだけど……。まあもしかしておかずを作りおきしてあるとかいろいろやっているのかもしれませんが、とりあえず自分の思うがままに家をあとにしても、あとはよしなに母親が全部してくれる的な発想って、やっぱり脚本が男性だからか。普通、自分も母親になる年齢だったら、同じ親である母への理解や思いやりって、もうちょっとあると思うんですけどね…自分を受け入れてもらうばかりじゃなくて…。前の晩、感情の行き違いでまたケンカしちゃったとか、母親が元気いっぱいの時ならまだわかるんだけどさ…。
早朝だから、起こしたくないからってのはわかるけど、そんな気が使えるんだったら尚更前の晩にでも明日帰るということを伝えておいて、すべてある程度段取りつけていく(もしメガネ会計ババア達に会わなかったら、ご近所への挨拶もなかったってことっしょ。どうしたってばっぱが近所に世話になるのは目に見えているのに。大吉にだけ知らせても、実際に世話してくれるのは女性達だわ)のが普通でしょうに、なんでいちいち不意打ち描写にするのか理解できない。そりゃそれによって夏ばっぱの、わかってはいたけど、それでもの寂しさとかそういうのは充分表現されていたけど、じゃあ春子の成長はどこにあるの?という。
春子がアキに、アキは何も変わってないあんたが周りを変えたんだと言っていたけど、だからアキの成長や変化についてはあまり期待してはいないけど、それだったらなぜ一番密接な関係にある春子は変わらないのか。それだったら春子が一番に成長しているべきなのに、夏ばっぱが倒れて、私は夏さんのこと何も知らないと呟いていたのもどこへやら、春子がたぶん今日あたり出て行く(確かにケータイ買ってあげるというくだりで、春子が近いうちに出て行こうとしているのはわかる)という母親の暗黙の理解に対し、娘がいつまでもそこに甘えたままの描写にする必要ってあるのかな。
だって倒れたのってウニ丼作ってた日なのに。場所なのに。そしたらいくら助っ人が沢山いるとはいえ、せめてウニ丼をいつも通りに完成させるまで見届けるとかさあ…。いつ帰るんだってうるさいし~、って、それはつまり帰る日を知っておきたいってことだろうし、そのつもりのセリフだとしたら、それでも意地っ張りな母子として描写するんじゃなくて、普通に春子の側から歩よって、きちんと挨拶して帰っていく(一度そうしたことあるのに)描写であったほうが、春子の成長も感じられるし、見てる者も春子への印象が良くなると思うんだけどな。そういうのはダメなのかな。そうしても、夏ばっぱさの寂しさはいくらでも描写できるだろうし。仮にこの先また春子が夏ばっぱのことで後悔する伏線になるのだとしても、一度は氷解したはずの間柄にまたぞろ同じ展開を持ち出されても、今更やっと成長すんの?という気になるだけだと思うのだけど。
GMTのことを「落ち目のアイドル」と評するのもコメディ演出なんだろうけど、貴様…どの口が言うか!という思いにさせるばかりで…。

ユイちゃんの「ママに守られて彼氏にも守られて、アキちゃん羨ましい。うちは1回捨てられたから」という呟きがあっさりスルーなのも切ない。スルーはコメディ描写の一環でしょうが、あまりにヘビーな本音。単に、アキが前に言った「ユイちゃんが羨ましい」というセリフと対にしているだけかもしれないけど。それにしても事情が事情なだけに、ユイちゃんのはヘビー。

理解できないといえば、誰に「潮騒のメモリー」主題歌を歌わせるかという会議で、「じゃあ鈴鹿さんに歌ってもらうとか?」と言い出す水口も理解不能。あれだけ苦しめられたくせに、鈴鹿さんの音程に(笑)。 「それ本気で言うてんのか、ワレ」と太巻でなくても言ってしまいそうだ(笑)。
ボヤッキー?だっけ?なんだっけ?のモノマネからの切り替えは非常に効果的だったと思うけど、なんでそこでモノマネ?と思ったら、字幕だと(不気味な声で)ってなってるんですね(笑)。あれが一応不気味な声……と(笑)。

「潮騒のメモリー」公開は、2011年3月5日(土)。
つまりリアルでは「わさお」の全国公開日だった日。 そういや私、結局「わさお」は観ていません。あの地震の次の日か、もしくは週明け月曜あたりに行こうと思っていたから…。だけど地震がきてそれどころではなくなってしまって、結局観ないまま今日まで。なんだかあの前後のことを考えるのも嫌でなんとなく触れたくないというか。つくづく舞台挨拶に行っておくべきだったんですよね…。
いよいよドラマでもその時期がやってくる、と…。

8月29日(木)・第130話
「潮騒のメモリー」撮影最終日。
オーディションの演技審査でもやっていた母子別れのシーン。
アキの感情を引き出すために、咄嗟にアドリブを入れる鈴鹿さん。突然のことだから、寝巻きの下がジャージだとか(笑)、夏ばっぱの海女手ぬぐいを模したのがただのボロ布だとか笑わせつつ、上手くアキの感情を引き出させる鈴鹿ひろ美、という演技をするひろ子と、感情を引き出されたアキの演技をする能年さんの上手さよ。
ひろ子も能年さんも、オーディションから映画撮影シーンを通して、二重の演技を常にし、かつ能年さんに至ってはその中で、徐々にハマっていくという表現までこなさなければならなかったわけで、それって相当すごいことよねと感心。アドリブを始めた鈴鹿さんに「えっ?」って表情をするのもすごく上手い。
夏ばっぱが鈴鹿さんに手ぬぐいを渡したシーンがここへつながってくるとは~。

しかしあの娘は、瀕死の母を置いて、なんだってそんなに急いで東京へ戻るのだろーか。だって瀕死なのに…(笑)。瀕死なのにお母さん歩くし動くし、ジャージは見えるし、なんかボロ布持たされるし、実際あんな映画公開されたら、相当物議を醸すような…(笑)。あの描写おかしくね??みたいな。変な映画だな(笑)。
前髪クネ男とも結局、別れたんかい!…そうか、そんなに重要な役でもなかったから、1日スケジュール空いただけの前髪クネ男がキャスティングされたと、そういう設定だったのか。
でも、前髪クネ男、舞台挨拶には来るよな?と期待。

アキのクランクアップ挨拶が、端々で失礼なことを言っているのはともかく、そうでありつつ太巻には一応きちんとお礼を言えているのに、なぜ鈴鹿さんへは礼を言わないのか、非常に不愉快(笑)。
…あんた、オーディション通ったのも、現場で演技引き出してくれたのも全部鈴鹿さんのおかげですから!!…と私は声を大にして言いたい(笑)。
いやアキも勿論それはわかってるんでしょうけど、なぜか鈴鹿さんに対しては友達通り越して時として上から目線になっているのが、日頃はいいけど、なんでこのアキの一区切り的な場面でもそうさせるのか。いい女優になると思いますとか、セリフ浮きすぎだろう。鈴鹿さんに対しては胸がいっぱいすぎて、本当に言いたいのは、後の無頼鮨シーンで吐露したようなこと、だからここで簡潔に言うにはいい言葉が浮かばなかった、てことかなあ。クランクイン時の鈴鹿さんの空気読めない長い挨拶と対にしているんでしょうが、しかしもうちょっとなんとか…(笑)。
この後、無頼鮨でのシーンでも結局「ありがとう」の言葉は出てこず。鈴鹿さんへの信頼や実はちゃんとある尊敬の念はきちんと表現されているし、この時は敬語になっているのだけど。礼ぐらいたまにはきちんと言え(笑)と、ついつい心の中でツッコミ。
やっと鈴鹿さんにお寿司を奢る日が来たのは、良かったな~。

そして、鈴鹿さんのアキへの評価は、やっぱり「女優には向いていない」だったのですねえ…。NG40回の頃と変わらないのか…。
「あれは…鈴鹿アキじゃなくて、天野アキだったもんね」
「今、日本で天野アキをやらせたら、あんたの右に出る女優はいません」

これってつまり、女優としては向いていないけど、本人を全面に出すなら通用する=本人の魅力を出す=アイドル、というクドカンのアイドル論の最終結論なんだろうか?
向いてないけど、続けるっていうのも才能よ」。昔ひろ子がカウンセラーに言われたという、何十年も続けているのならそれが答え、悩む必要はない、あなたはこの仕事が好きなんだという言葉に通じるものがあると思うけど、正しく言うと、向いていないと自分で思っても(あるいは人に言われても)、もし続けることができたら、それはあなたに才能があるということなんだ、という感じなのかな?
その言葉を聞いてた水口が感極まってた風だったのが、ちょっと笑ったけど(笑)、思うに、鈴鹿さんや太巻がアキの中に見つけたのは、女優としての資質ではなく、天野アキという魅力だったのか。だから本気撮り動画で太巻の心が動かされたのか?難しい。
まあでも続けろとすすめたからには、鈴鹿さんも責任もってアキを躾けてください。ハイ。

ここで先輩が初めて作ったお造りを、まず最初にアキが食べるという演出、イイですね。梅さんと鈴鹿さんのちょっとした気遣い。アキも先輩も初仕事をやり終えたわけだ。

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2010年1月以前のログでこちらにないものは、
旧ブログ http://ameblo.jp/frobro-8940/
にあります。
舞台
詳細→梅田芸術劇場公式サイト
「ハルナガニ」
東京 :シアタートラム
2014/04/07(月)~04/27(日)
大阪 :梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2014/05/02(金)~05/04(日)
ライブ
薬師丸ひろ子 Premium Acoustic Night 時の扉~Look For A Star~
会場 : Billboard Live Tokyo
2014/12/16(火)
1st Stage 開場17:30 開演18:30
2nd Stage 開場20:15 開演21:00
2014/12/17(水)
1st Stage 開場17:30 開演18:30
2nd Stage 開場20:15 開演21:00
アルバム
UNIVERSAL MUSIC JAPAN公式
「時の扉」
35th Anniversary of Screen Debut.
薬師丸ひろ子セレクション・カバーアルバム
2013/12/04(水)発売
「SENTENCE~セ・ン・テ・ン・ス~ 」
2012/12/12(水)再発売
「心のクリスマス」(ケルティック・ウーマン)
”ユー・レイズ・ミー・アップ
 ~祈りヴァージョンfeat.薬師丸ひろ子”収録
2012/11/07(水)発売
「歌物語」
30周年記念2枚組自選ベストアルバム
2011/03/02(水)発売
シングル
「ユー・レイズ・ミー・アップ
 ~祈りヴァージョンfeat.薬師丸ひろ子」

2012/10/17(水)配信開始
「僕の宝物」
2011/03/02(水)発売
ラジオ
「ハート・デリバリー」
毎週(日)08:30~ ニッポン放送
テレビ(地上派・関東地方)
「第65回NHK紅白歌合戦」公式
2014/12/31(水)19:15~ NHK総合
「食彩の王国」(ナレーション)
毎週(土)09:30~ テレビ朝日
2010/03/17(水)DVD発売
映画
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
2012/01/21(土)公開
2012/07/20(金)BD&DVD発売

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