11月06日 日本テレビ 21:00~ 「Q10」第4話放送
柳先生……自分でアンテナ代わり(?だよね)に便利に使っておいて、代用品が見つかったらアッサリぽい捨て、その挙句、いい駄洒落を思いついたのに言う相手がいない~~ってあんた…なんて自分勝手な……(笑)。
今回はひろ子の出番が多くて嬉しかったなー。ロボット口調も上手かった(笑)。
才色兼備ならぬサイエンス兼備…つまり私のことですなんてサラって言えちゃうし(最後に付け足す「ハハハ」の口調がすんごく良かった!)、文系にも強いらしいし、それで電柱先生と意気投合するのも、校長と2人でひっそり鏡で覗いてるシーンも面白かったし、一応お嫁に行くつもりがあるらしいこともわかったし(笑)。今回は柳先生のパーソナリティが存分に出てきて楽しかったし嬉しかった!
全体としても今回は面白かったですね。
前回のレレレ口調から今回の落語口調への変化、その可笑しさと、可笑し味からくるQ10の純粋さとしての可愛さ、そしてそれに対する平太の感情の揺れ動き、これがこのドラマの一番重要なとこじゃないのかな。前回までは周りの動きのほうに時間をとられてその辺が少し希薄だったかも。そしてそれによって少し散漫な印象がずっとあった。
ドラマが始まる前にこれは群像劇だとどこかで読んだ記憶があるので、平太とQ10だけではなく、そのクラスメートのエピソードにまで話が広がるのは当然なのだろうけど、ただその群像劇のド真ん中にロボットという特異な設定を持ってきて、しかも初回にこれは学習型ロボットだと名言したならば、その学習の推移とそれに付随する周りの反応、そしてQ10自身にまつわる謎、そこに注目が行くのはもっと当然なことであって、ロボットが群像劇の単なる触媒としての役割だけではなく、ロボット自身のエピソードが中心となって初めて盛り上がる何か、があるわけで、それがやっと出始めたかな、という気がします。
本当言うと、ドラマ序盤2~3話ぐらいまでQ10の素行や成長具合と、それに伴う平太達との間抜けなやり取りによって、まずQ10と平太のキャラを集中的に描いてから、周りの生徒達の問題解決に向かってくれたほうが、主人公であるQ10と平太への愛着がもっと沸いたのではないか(周りの生徒の問題にフィーチャーするのが少し早すぎた?)と思うんだけど、そうであれば、平太のQ10への恋心を自覚する展開も、モノローグによる自覚だけはなく、もっと情感的にQ10への気持ちを視聴者と共有できたようにも思ったり。2話のラストであっさりモノローグで自覚させちゃったのは、ちょっと残念だったかな。せめて今回の抱きしめシーンで自覚していたら、すっごい抜群のタイミングだった気が……うーんどうだろ、そうでもないか?
いずれにしろ、ロボットという中心設定に惹かれる部分が大きければ大きいほど、平太とQ10のシーン(もしくは、そこに直接関係するシーン)の分量の重要性は高まってくるなあ、ということを実感した回でした。周りのエピソードが要らないというわけではなく、あくまで分量の話で。
で、まあそんなことを言いつつも、委員長と影山君のエピソードはやっぱり好きなわけで。手をつなごうとする場面とか、一緒の大学に行くと言い出すところとか、相変わらず少女マンガ全開(笑)。
いやー高校進学ならともかく大学進学で、同じ学校に行きたい!とか言い出す心情は私にはサッパリ理解できないんだけれども、まあ心情は理解できなくとも、シーンとしては萌えるわなあ。可愛いじゃん、そういう行き違いが。青春だな~って(笑)。てか、レベル4って何さ。
委員長と影山君のエピソードは如何にも少女マンガだし、ロボットという設定もマンガちっくではあるし、私もいつもはついついこういうのはマンガ的と評してしまうのだけど、ただこのドラマに限っては、マンガというよりは小説っぽいな…という印象も。
その原因はやはり物語の前後に入る平太のモノローグ。モノローグの量とか入るタイミングの話ではなくて、モノローグの内容自体が小説的だな、と。表現の仕方というか。青春小説を読んでるみたいな。
モノローグつってもいろいろ種類はあるし、一人称であるならせめて心情的なことを最小限におさえたモノローグであって欲しいというのが私の昨今のドラマへの希望ではあるんだけれど、マンガ的モノローグを生かしきっているドラマも確かにあるわけで、そんな中でマンガ的モノローグではなく、小説的なモノローグもあるんだなあ…なんてことをこのドラマを見て改めて感じたのはちょっと新鮮だったかも。平太のモノローグの口調自体、すごくイイしね。なんか文学作品とか合いそうよ。
おっと忘れちゃいけない、「セーラー服と機関銃」コンビ!
ひょうたんだっけ、ひょうきんだっけ、相変わらずどっちかうろ覚えだけど、三銃士と星泉さんが30年の時を経て遂に同じシーンに!まさか一緒のシーンがあるとは思わなかったので、ビックリ&嬉しかった。イイもん見れました。
てか、単なる喫茶店かよ!(笑)
11月06日 フジテレビ 24:10~ 「バブルへGO!!」
「Q10」とかぶるわ~~なんて心配もどこへやら、日本シリーズ延長により、3時間押しで無事「Q10」とかぶらず、ひろ子を見れた。って、生まれて初めて見たわ、3時間押しって……。たぶん24時10分からだったと思うんだけど、24時ジャストからだったかも?既に記憶あやふや。なので上記はうろ覚え表記。
いいけど、地上波初放映でもない映画を持ってきたのは、試合状況によって容易に放送中止に出来るからだろうと思ってたんだけど、なんで中止にしなかったんだろう?普通中止にするよなあ…。せめて元々の放送時間内(今回の場合で言うなら23時ちょいすぎまで)に放送開始できなくなった時点で、中止決定してテロップを出すべきなのでは…。だって9時から見ようと思ってた人の大半は3時間もずっと待ってたりしないっしょ、よっぽど物好きでもない限り…(ええ、私は物好き)。たとえ待ってたって、映画終わるの26時過ぎだよー。眠いよー。と言いつつ、まあ私的には結局1日に2度ひろ子を見られて幸せだったので良かったといえば良かったのですが。滅多に出来ない面白い経験ではありました。
映画は、なぜか視聴回数を重ねたほうがより面白く感じるような。なぜだろう?しかし、ひろ子のメガネ姿はホントにイイなあ。萌え。