う~む…やっぱ三男は早晩あの女友達に篭絡されますな……。嫌だーーーーーーそんなの!!!
でも今んとこカッコ良過ぎて、逆にむず痒い…(笑)。爽やか過ぎて見てて照れちゃうよ(笑)。初デートでイタリアの話をし出した時にゃ、あれかい?あんたらもゴミ箱を真実の口に見立てて手つっこんじゃうかい?って思ったり(笑)。やっぱちょっとつっけんどん(もしくは反発し合う)→ゆっくりと恋が芽生えるぐらいのほうがいいわ私は…。「ヒミツの花園」の時みたいなさー。あれ最高だったな。てか、今回の役はもしかしてあの母親に頭が上がらない設定か?と思うと、やっぱりイマイチぽいのかなー役割的には…ああ、もったいないもったいない。結末がどうなるのか知らないけど、どうか一度も篭絡されずに(微妙に誘惑をかわしつつ、最後にはきっぱり主人公の盾となって)カッコイイまま結末を迎えて欲しい……けど、ムリだよなあ…。
しかし初デートの翌日、会社の廊下でこっそりコンタクトを取り合う時のカッコ良さったらない!!あんなんされたら、そら惚れてまうわ!
ぶちょおもさー、これはあれね、もしこのドラマが70年代に制作されていたら、きっとこの役は沖雅也よ間違いないわ!!と思えるクールさ。初回の録画を見直したけど、イマドキの作品には珍しく堂々と喫煙者役なのですね。一応マイ携帯灰皿を持ってるけど、そのスーツで煙草を吸う様が、かつてのスコッチのカッコ良さを脳裏に浮かばせる~~。ああ、これをスコッチがやっていたら……って、関係ない妄想は置いておくとして(笑)、シビアなことを言いつつ、今んとこ主人公を社会人として成長させようとしているのはぶちょおの役だけですねえ…。あんな部署、会社の中でお荷物になってんじゃないだろか。
で、内容は、ほんと70年代の少女マンガみたい……ノリが。分担表の手書きのイジメとか(初回の見積書もなぜか手書きだったのは謎)。それに特にあの女友達、こんなんどこかで見たぞ、なんだっけ…と思ったら、そうだ!「キャンディキャンディ」のイライザだ!と思いつきましたです。男性社員も一緒になってイジメてるあたり、ニールとイライザで構成されている部署か?
んでもって、三男はさしづめテリュース・G・グランチェスター…いや、アンソニー?王子様系だもんね。そしてぶちょおはアルバートさん。すると、木村佳乃さんの役はエルロイ大おば様かラガン夫人か。
うーん、アーチーとステアがいない…そしてアニーとパティもいない…。普通主人公がイジメられる作品って、必ず一人は絶対的な味方(同性の親友とか)がいるもんですが…それがないのが辛いなあやっぱ。まあそれが今は一応三男ってことなのかもしれないけど、それにしてもいずれ裏切りそうな予感がヒシヒシとしてしまうのがねえ…もうちょっとこう救いの部分もバランス良く配置してくれるといいのですが…。
今回のラストで見てしまった万引き。あれがきっかけであの先輩社員が味方につくか、それとも更なるイジメに繋がってしまうのか…予測つかんなあ…。
更にどうでもいい妄想もう一つ。70年代制作バージョンにすると、
主人公→百恵ちゃん、女友達→秋野暢子、ぶちょお→沖雅也……すると、必然的に三男は友和(勿論、登場はなくても父親は宇津井健よ!)。天啓の如く主人公の窮地を嗅ぎ取って、絶妙なタイミングで助けにくるあたり、まさに友和。あーでも友和だったら、絶対裏切るパターンはないよな~(アンソニーだとちょっと疑ったことあるよね、キャンディのこと…そんでショック受けたキャンディが出奔して、アルバートさんと出会うのよ)。むむむ…ほんと裏切りパターン無しで行って欲しいわ。それが仮に70年代的であったとしても!大映ドラマ的であっても!懐かしいわあ…大映ドラマ(笑)。当時でも、あーこんなんくだらないと思いつつそれでもやっぱり見ちゃってたりね。こういう展開の作品って、一度でも見てしまうと、とにかく主人公が何らかの反撃なりなんなり、もしくは優勢に立つのを見届けないとどうにも気分が悪い部分があるよなー。とにかく早くスカっとさせて欲しいという…。