8月5日(月)・第109話
個人事務所を立ち上げたアキ達。パパの貯金の一部を資本金にして、って……春子、お前はアイディアもなければ金もないんかい!すべて元夫におんぶに抱っこかい!…とついつい春子に対する感想がきつくなるのはどうしたもんか。
そして専属マネージャーとなった水口とアキが一緒にテレビ局で挨拶まわりを行っている最中、GMT小野寺ちゃん達に鉢合わせないよう物陰に隠れたところへ、「隠れることないじゃない」とニョキっと現れる鈴鹿さん。神出鬼没ですねえ…(笑)。
シェフ姿?パティシエ姿?何のドラマの衣装なんでしょう。ちょっといつもと趣き違ってて可愛かったな。なんとこのドラマでは、ひろ子の七変化でも見れるのか?というぐらい色々な役をやっていそうだけど(笑)、アキに女優は向いてない発言をしたのを忘れたのか、それとも大手事務所をやめて個人事務所となって孤軍奮闘してそうなアキにかつての自分を見出したせいなのか、「相変わらずタメ口ね」と呆れながらも、「いつか一緒にお芝居しましょうね」と初登場時の会話とはまた違ったトーンで、今度こそは本当に心からの言葉のように、真剣な眼差しでアキと握手したのが印象的。「絶対よ」と念押しを付け加えて。この会話がアキの将来への扉となるのでしょうか。
副駅長と栗原ちゃんの婚約にはビックリ。
ヒロスの人生ふんだりけったり。
8月6日(火)~8日(木)・第110話~第112話
ひろ美さん出番なし。
北鉄のユイちゃんが、海女のユイちゃんになって復活。黒髪も復活。やっぱり黒髪のほうが似合うような。そしてそこにちゃんといるヒビキ(笑)。本当にユイちゃんファンなのねえ…なんて感心しつつ、売れてるGMTに「本当は自分もあそこにいたはずなのに…」とか言い出すアキがなんか微妙。
だってGMTが売れたのは太巻が本気出して売り込んだからで、なんで本気になったかといえば、それはアキがいなくなったせいなんだから、つまりはアキがいる限り売れることはなかったわけで、本当だったらあの人気の中にいたかもという妄想は成り立たんだろうと、無駄に突っ込む(笑)。
「天狗になれたらたいしたもんなんだよお!」とか言う春子の言い分もさ、そら一理あるんだろうけど、でもそれ芸能界で成功できなかった人間の言い分よ?本当にその言葉に従ってて大丈夫なのかアキ?と思わないでもない。アキのいまだ不透明な仕事部分がなんかモヤモヤ。
先輩と思いが通じ合ったのはいいけど、最終的にはヒロスとくっつくだろうと思い込んでた私にはちょっと予定外の展開だったり(笑)。まあ私の予想なんて例によって例の如く当たりゃしないのですが。
「鎖国はおわった。開国ぜよ。夜明けがきたぜよ!」笑った(笑)。あとすぐキスしようとする先輩も(笑)。なんでそんな告白して即、なんだ(笑)。てか、そこでは…やめて欲しいよな~かつての仲間に見られちゃうかもしれない場所なのに。案の定小野寺ちゃんいるし。
ところで最近、回想シーンが多いような。
8月9日(金)・第113話
少しずつ芸能活動が進展してきたものの、恋愛との板ばさみに無頼鮨にて鈴鹿さんに相談するアキ。
「ママが急に主役にこだわりだして」という言葉にひろ美さん、「ハア!?」と本当に心外そうに言ってて大笑い。いいわーあのトーン。ハア?駆け出しのくせに何言ってんだこのバカ母子!って感じで(笑)。しかも自分が春子に大根呼ばわりをされていることを知って(なんでそれをそのまま伝えるんだよアキも。笑)ますます憤慨するひろ美さん。結構、感情の起伏が激しいよな(笑)。今回は酔っ払ってないはずなのに(笑)。
でもその前、側に先輩がいるせいでフェイクで母親のことを相談し始めようとしたアキの「他でもねえ、ママのことなんだ」という言葉には、「お母さんがどうしたのよ」とちょっとドキっとしたような表情を見せた気がするのですが……。これってやっぱり春子が自分に何か言いたいことがある=影武者だった過去について遂に話し合う時がくる?とドキっとしているように見えたんだけど…つまり、やっぱりひろ美さんは影武者のことを知っていると、そういうシーンかなあと思ったんだけど、うーんどうでしょう。恐らくは、あの春子との出会いですべてを理解したのかなあって。
肝心の恋愛の相談は、「『恋愛か仕事か』じゃなくて、あたしの場合、『恋愛も仕事も』よ」「バレなきゃいいのよ」なんて豪気に答えていましたけど、「男と付き合ったことねえのか?」とアキに言われて「あるわよ!太巻さんと!」と言い返すトーンが非常に大人げなくて……(笑)。つか、むしろそれしか恋愛経験ないのか?ってとこをつっこんで欲しい。1年も続かなかった、でも後悔はしていないと言いつつも、それに懲りて恋愛からは遠ざかってたりするのかしらん。
ひろ美さんのバックボーンはまったく描かれないので、なんとなくちょっと謎ですね。45歳にして地下鉄デビューってのも相当謎だし…。地下鉄ない地域の出身なのか?それともいつも車でお出迎え付きのお嬢様で育ったのか?とか。だから見知らぬ運転手に行き先告げるのが嫌なのか?いや、それだったら専属運転手を嫌がるのはおかしいか…だとすると、お嬢様育ちではないのか、とかいろいろ謎が。
アキの両思いになった話を聞いて、嬉しそうな表情したり、アキの言葉一つ一つに、実に微細に反応する様がとてもチャーミングでした。
そして先輩はまたキス未遂。やめなさいよ仕事場で…(笑)。
8月10日(土)・第114話
ユイ母失踪の謎が今ここに明らかに!
って、あら~記憶喪失オチを推していたのに……。やっぱ自分の意志での失踪だったのか……とガクッ。
ヘビーじゃん…ヘビーすぎるじゃん、その展開じゃ…。ユイちゃんにとって。シリアスすぎて。
そりゃ個人の人生としてはいろいろあるだろうし、旦那との関係はそれでもいいけどさ、だけど、まだ未成年だった娘の夢を、やっと叶うかもしれない場所に行き着きそうだった娘の夢を完膚なきまでに叩き潰したということには、なぜ考えが及ばないのだろうかと、1年間まるで連絡無しってさあ……帰ってこないまでも、せめて無事でいるかどうかぐらいは知らせらんないのかよ、と、それがあるだけでも残された子供達は全然気持ち違うでしょうに、生きてるかどうかさえわからない状態で1年放っておいて平気でいられる気持ちがまったくわからない。残された私はどうなるんだろうと思ったならば、じゃあ、残された子供はどうなるんだろうって発想には行かないもんかね…。
そしてその辺を指摘する春子についても、見守ってたとか言う割に、あんたもアキにはさせたくないと言った「しみったれた」ことをユイに押し付けてきたわけで…と心の中で突っ込む。
人生は逆回転できない、壊れたら壊れっぱなしと言うけど、その後自分で言ってた通り、自分は夏ばっぱに謝ってもらうだけで気がすんで、24年だか25年だかの遺恨を手放せたわけで、修復できてるんだから、どうも微妙な言い回し。「田舎なめんなよ」ってのも、どの口が言うか!みたいな(笑)。グレたユイを怒鳴りつけた時点では、まあ春子だからこそ言えることなのかもという側面は確かにあったけど、ユイ母のケースでは、ユイの時よりも、もっともっと春子のケースとは違う案件なんだから、ただ単に家出というくくりだけで一緒には語れないような。だから家出の先輩として的な言い分もちょっとズレてて、いまいち説得力に欠ける気がするんだけどなあ…。でもまあ一言言ってしめときたい、ってのはあるか…。
良い知らせにしろ悪い知らせにしろ、ストーブさんに先輩と付き合ってる報告をできてしまうアキもいったいどういう……(笑)。ヒロスが不憫でならないよ(笑)。
オムライスを笑顔で作ってたユイちゃんも切ない。
あ、GMTのCMの声の担当が実はユイ母だったというオチは、あれか、意外に人って声に気づかないでしょ?つまりは、鈴鹿ひろ美の声が別人でも意外に誰も気づかないよということを暗に示している演出なのであろうか。考えすぎ?
そういや、ユイ母は失踪届けを出されてたと思うんだけど、地方の名士に嫁いだ元女子アナということで、東京で仕事してたらそれなりに目立たなかったんだろうか。あら家族はどうしたの?とかのツッコミはなかったのか?警察は元の職場まではたどりつかないもの?そこまではしないのだろーか。
ひろ美さんの出番はなし。