10月16日 日本テレビ 21:00~ 「Q10」第1話放送
遂に始まりました「Q10」。
いや~なかなか良いんじゃないでしょうか。
良いって何がって、ズバリ!ひろ子の映りが!!(笑)
いや~なんかかなり気を使って映してくれてた気が…します。マジで。
衣装やヘアメイクもすごく合ってたと思う~。白衣も良かったし、メガネもあったし!!メガネ(notサングラスよ)を見た途端、テレビの前で盛大にガッツポーズ。心の中で(笑)。うふふ。似合うよなーメガネ。
白衣の下の赤い(ローズピンク?もちっと濃いかな)服も黒のタイトスカートも良かったし。いつだったかワインレッドも似合うのね、なんてまるで新発見でもしたかのように書いた記憶あるけど、よく考えたら赤系統はそれこそ「セーラー服と機関銃」の頃からよく似合うんだったと思い出し。この間の「外科医~」の予告にあったシーン(犬連れてるシーンね)も赤いマフラーだったし。似合うよな~~。
で、その下が黒タイト&黒ストッキング&ヒールだったのもすごく良かった。「うぬぼれ~」の時もそうだったけど、身長の低さをカバーするヒールと下半身黒だと、何気に色っぽさもちょっとにじむような感じで、中身はかなりな変わり者ぽいけど(笑)、プラスちょっとした女性らしさもあって魅力あるキャラクターに見えたような気がします。
衣装さん?スタイリストさん?ヘアメイクさん?…にすっごく感謝!これからもその調子でお願いします~とどこに向かったらいいのわからないけど(笑)とにかく叫ぶ。
Q10を拾っちゃって呆然とする校長先生にどうしたんですか?って腰かがめて聞く時のポーズや、玄関ドアがなくなって(なんで学校に居座るのよ?と思ったら、そういう理由だったんですね。扉とられるって…。笑)大家め~~ってなるとこのポーズも、あれは演出のおかげなんだろうと思うのだけど、衣装だけでなく、そういうちょっとしたポーズにも色気というか女っぽさがあるような感じで、その辺、すごく気を使って映してくれてるなあと感激。今後もそんな感じのポーズ指示よろしくお願いします!みたいな。特に校長先生の後ろで腰かがめるポーズは、黒ストッキング+ヒールであったのもすごく利いていて、ああいう感じをこれからも是非是非見たい~~と私のテンション一気に盛り上がり~。
キャラクターも、一見すると「木更津~」の美礼先生に相似形(白衣も着てるし。でも美礼先生は古文の先生、文系ね)だけど、あんなんでも美礼先生は教師としての部分は(一応)ちゃんとしていたし、その割に中身はちょっと若いというか、頼りなげな部分もあった人で、それに比べると今度の先生キャラは、頼りないどころか実に逞しそうな、その分もっと大人な感じな人のようで、かつ「うた魂」の瀬沼先生ほど風来坊な雰囲気でもなく、瀬沼先生よりはもっと人に何かを教えたり諭したりする部分はもってそう(教授なら当然か)。ちょうど美礼先生と瀬沼先生の中間あたりにいるって感じかな~。その辺の雰囲気の違いもファンとしてはとても面白いです。
だけど、あの先生もちょっと謎ですよね。なんでQ10が一度起動しちゃったらもう元には戻せない、と断定しているのか。
エネルギー源がなくなれば自然に動かなくなるような気がするんですけれども(汗)、それはともかく、先生の断言は、単なる口からでまかせなのか、それとも工学博士であるがゆえのロボットへの擬人的心理なのか、あるいはあの先生が実は開発したのかなと思ったけど、でもQ10に対する様子からするとそれはなさそうな気もするし…。そしたらなぜ元に戻せないと断言するのか?…実は柳先生もロボット!?だから元に戻らないって知ってるの、実体験として。ロボットならすごい強肩(笑)であることにも整合性つくし…みたいな。……ねえか(笑)。パン、ばぐばぐ食ってたもんね柳先生(笑)。
そうそう、そのパンを食べるシーン!!ここが私にとっての今回のハイライト!!
可 愛 い 。あのハフってした表情、確かひろ子が15~17歳あたりの写真であれとソックリな表情した写真がなかったっけ?それとも映画かなんかのシーンだったかなあ?見た途端、この表情は昔見たことがある、何かにソックリ!!とえらくビックリして、いや、本人そのものなんだからビックリするこたないんだけど(笑)、でもなんかああいうのは、お母さん役の時にはなかなか見られない可愛さだもんで、ものすっごい嬉しかった!
想像していたよりも出番が多かったのも嬉しかったし、本当にスタッフさんには感謝です。心から。まだ初回なのに(笑)。
次回予告を見ると、来週(って、やべ、もう今日だ。笑)次回の映りはちょっと心配なんだけど(笑。あの前髪ペタンって横分けにするのはあまり似合わないかと…うーんどうだろう…次回見てみないとわからないけど)、どうか初回のこの感じでいって欲しい…衣装&ヘアメイクは。お願いします。メガネもよろしく!
…とひろ子の話は一応この辺で自重して(笑)、作品自体についての感想はというと、生徒たちが大人からみた高校生像な感じがする(…のは、私自身が年食ったからなのかも)のとSOSのくだりに、やや違和感があるような気もしましたが(ヘリコプターにこだわらなくてもいいんじゃないかなーと。こだわるのは、叫ぶ口実欲しさってことだったのかなあ。それにしてもストーリーの流れよりもちょっと演出優先だったような)、話はまだまだこれから先行きわからないのでともかくとして、ただただQ10役の前田さんがちゃんとロボットぽいのに感心。直線的な動き方もいいし、何よりしゃべり方が完全ロボット口調なのが、個人的にすごく気に入りました。
まああんなに人間そっくりな精巧なアンドロイドなのに、なんでしゃべり方だけロボット調?という疑問もなくはないけど、逆にそこに、まだ完全なるアンドロイドは作れない時代なのだという、ちょっとのリアル感が出ているようでもあり(逆にもししゃべりが流暢だったなら、見た目はもっと機械感アリアリとか、そういう不完全さ=アンバランスさという意味で)、ファンタジーな世界になりすぎない限度になっているかなーと。且つ”イメージ上のロボット”にも合致している、というか。妙なおかしみにもつながるし。これから学習をつんで、しゃべり方も変わっていくのかもしれないけど(でも声音は変われないよね)、現時点においては、人間的な部分は見た目以外にはまったくないのだという異物感がきちんと出ていて、良かったなと思いました。ただそれゆえ、いくら帰国子女だと言っても無理無理無理…みたいな(笑)。リセットボタンを押しますか?と顔突き出して口を開けてくるポーズも結構好き。マンガのコマみたいで。
あ、そうだ。ひとつだけ残念だったのは、ラストのモノローグがやや説明しすぎていた部分。物語冒頭にモノローグがくるのはいいとして、物語ラ
ストのモノローグでも、せめて「~後で恥かくぞと言ってやりたかった」まででやめて、その後の「悪意がこみ上げてくる~スイッチが入った」の部分はなかったほうが、平太の心情に想像の余地が生まれて余韻が出たような気がする…けれども、でも”スイッチが入った”の部分はどうしても言いたいとこだろうしなあ…そしたら必然か…とも思うし…。うーん、平太の心情がセリフで説明されてしまったようで、そこだけちょっと残念だったかな。自分には。
どうしてもロボットと人間の組み合わせの実写ドラマというと、「絶対彼氏」を思い出してしまいますが、そういや私、なんで「絶対彼氏」を見ていたのかというと、ひとえにそこに中村俊介のメガネ&スーツ姿があったから…(笑)なんだけど(そう、中村俊介のスーツ姿しか眼中になかったもんだから、あのドラマでは水嶋ヒロには興味なかったんだわ!と思い出しました)、それはあくまで”見続けていた”動機であって、”初回を見た”動機は一応、どうやってロボットと人間で恋愛していくんだろう?どうやって感情が生まれるんだろう?ってとこに興味があったからなんですよね。だけど「絶対~」では最初から人間への愛情がプログラミングされていたロボットだったし、対する人間側は、前半はずっと他の事ばかり見ていてロボットはおざなりでケンもホロロな扱い(なおかげで、もこロボの健気さは充分伝わったけど)だった割に、途中からいきなりロボット側に傾くという感じで、もうちょい最初から徐々に愛情が生まれていく過程が丹念に見たかったなあという不満はあったので、その辺の感情の過程がこのドラマで見られたらいいなあ…という期待もあります。って、このドラマで、ロボット側に人間への感情が芽生えるのかどうかすら知らないけど。
ところで、柳先生の下の名前、特番でも”栗子”ってなってたのに、なんで公式サイト(の相関図のサムネイル)だけ”粟子”になってるんだろう。あわ…こ?…なわけないよな(笑)。誤字か。クリックして拡大したら栗子になってるし。なんでひろ子のとこだけ…寂しい(笑)。
そういえば予告(90秒PRのほうだったかな?)にあった「…散れ」のセリフはカット?それともこれからあるのかなー。ドラマ全体、結構カットシーンがあるみたいですね。予定時間内に収めるのも大変なんだなー。