5月26日 NHK総合 22:00~ 松本隆特番
松本氏のひろ子評。
「この人は人間の裏側が歌える人だなと」
という言葉がとても印象的でした。
心の動きという言葉がその後に続いていましたが、心の裏側を歌える……ファンのくせにそこまで考えたことなかったなあ私…と、さすがプロの評価は違うなと感嘆。
そしてひろ子の松本詞評。
「決して土足で入り込んでいく歌はないんですよね」
これも感嘆。
まさにその通り。そうそう、そうなんだ。そこが好きなんだ、と目からウロコが落ちる思いでした。
そしてそれがひろ子にもとても合っていたのだ、と強く思う。
歌唱映像はまあ予想通り「SONGS」と「音楽・夢くらぶ」のものでしたけど、インタビューはあれいつ撮ったのかなあ…たぶん最近ですよね。どっかで見たことあるような髪形と服だという気がしたけど、どこだったか全然思い出せないので勘違いかも。
綾瀬さんはカバーだけじゃなく、なんと新曲も松本隆&ユーミンコンビだったんですね。ビックリ。そしてそれがかなり良さそうなのにも、さらにビックリ。まさかこの時代に、松本隆&ユーミンソングがハマる人がいたとは…。番組内でちょこっと流されたのを聞いただけだけど、ハマってそうな気がしたわあ。まさか今度の「ホタヒカ2」の主題歌に…?ってことはないのかな?無理か?
あ、で、その後の「SONGS」の松田聖子特集も前半ぐらいだけ見てたけど、中学生の頃、先輩を好きだった私に、そんなアンタにピッタリの曲がある!と友達がすごいしつこいくらいに(笑)私に勧めてくれたの
が「制服」という曲だった、ということを思い出した。懐かしー。
あれも松本隆&ユーミンだったのですねえ。ビックリ。てっきり詞もユーミンだとばかり思い込んでいたよ。まさかオッサンが書いたなんて想像つかないもん(笑)。
でも卒業ソングって、だいたいいつも都会に旅立つのは男のほうなんだよねーと思いつつ、「このままでいいの、ただのクラスメイトだけで」という歌詞が、ほんとこれ以上ないぐらいのジャストな感情って感じで、当時でもこの歌詞すごすぎ…とか思ってたなあ。ただまあその共感とはまた別に、私の気持ち的には「制服」より「春なのに」だったんだけどさ(笑)。
だって、クラスメートじゃなくて先輩だから~(白い喫茶店で会ってたりはしなかったけど…)。って、よく考えたら「春なのに」って特に先輩とも特定されてないんですよね。でもなんかあれ先輩のイメージ。主人公が敬語使いだから?
他にもたくさん懐かしい曲が紹介されていたし、その多様さと瑞々しさに、なんていうのかな、嫌味のない純粋な物を見る幸せというのかな、そんなのがあって、良い番組でした。
そして嬉しいことに、ちゃんと再放送もあるようです。
6月9日(水) 午前01:30~02:19 (8日・火曜深夜) NHK総合
なんと偶然にもひろ子の誕生日~。って地味に喜んだりして。
ただし、一部地域では放送時間が違う場合があるそうなので、要確認。
それにつけても「硝子の少年」は名曲だなあ。