やっときたーーーーーーー!
遂に、遂に、鈴鹿ひろ美さん本格登場!
いや~今日出てくるにしても、最後の最後でほんのちょっぴり出てくるだけで終わりだったらどうしようとか思ったわ~~。ところがどっこい、かなりいい感じの登場で!今日はもう初めてオンタイムで視聴したけど、その甲斐があった!いかにも満を持しての登場!って感じの演出をしてもらっていて、なんだか嬉しくなっちゃった。
実は春子の過去描写からすると、もしかして今回はひろ子史上最高の意地悪な役を見れるのか?(もしかつて春子とライバルで蹴落としてのしあがったってタイプの役だったらそうかなーと思って)と思っていたから、そうでもなく、中身はかなりとぼけてそうな(笑)、しかし、表面的には女優然として振舞うことに腐心している(そしてそれが時には勘違いにつながってそうな?)感じの、結構裏表ありそうな面白いっぽい役で良かった~。
「結構です!」って、「木更津~」での美礼センセの「結構です」を思い出したし。学校でコースケから「先生のモノマネも出来ますよ」って言われた時のね。あの言い方が好きで好きで。でも今回の全力での「結構です!」も良かったなー。全力拒否(笑)。次週予告の「天野さーーーーーん」もイイ感じ。
そして想定外に客全員の支払いさせられていた間抜けっぷりがステキ(笑)。でもひろ美さん的にはあれですかね、衝立ひとつ隔てた向こうのうるさいお嬢さん達(個室でもないのにあの騒ぎっぷりはいただけませんねえ。ちゃんと水口が注意する描写があったのは良かったけど)がアイドルの卵と知って、若い頃の自分をだぶらせたのかなあ。アキが鈴鹿ひろ美に憧れていると告白するのを聞く前、支払いに不安になっている様子を見た時に、支払いを決めた感じがしますけども。水口もあれよね、一応自分が自腹きる覚悟だったよね。やっぱ大人だし、安くない寿司だとちゃんとわかっていたわけで、だから今いくら?って聞いたし、水を水で割って飲んでいた、と(笑)。水の水割りって、その発想はなかった。クドカン恐るべし。ウーロンハイ焼酎抜きもすごいけど(笑)。
これからアキがひろ美の付き人になるようだけど、ひろ子ってたぶん付き人になったことも、付き人をつけたこともないんじゃないかと思うけど、その辺どうなんでしょ。年上の俳優さんと共演してもだいたい男性ばっかで、付き人をつけているような女優さんの姿もあまり見てなさそうだし。どんなイメージで演じるのかなー。
(追記)・書き忘れ。アキひとりだけ最初に鈴鹿ひろ美に気づくのが、「ごちそうさまー」というあの一声からだったというのが、ファン的にはすごく説得力あった。私もテレビの画面見てなくてもわかるもん、むっ!今ひろ子の声がした!って(笑)。繰り返し繰り返し見ただろう「潮騒のメモリー」の中の声と同じ声がわずかに耳にひっかかって、そこから気づく。その演出がすごく良かったな。あのハイトーン好きだ~。思えばひろ子にしてもキョンキョンにしても、昭和の女性アイドルは声に特徴あった人が多かったと思うけど、決して後天的には得られない、極めて特別な個性だよね声って。
そうそう早くも水口と一緒のシーンがあって、まあ「探偵物語」を思い出して感慨深いといえば感慨深いんだけど、それよりもその「探偵物語」の撮影の帰りだか、撮影後しばらく経ってだかちょっと忘れたけど、松田優作邸を訪れた時にまだ赤ちゃんだった彼と出会っていたという逸話のほうがなんかすげーなと、しみじみ。その赤ちゃんだった子と今お仕事しているんだもんね。月日の流れという意味でも、その年月を経てもまだひろ子が女優を続けていたという意味でもすごく感慨深い。
他にも、尾美君の存在で「翔んだカップル」や「病院へ行こう」を思い出し、大吉を見れば「ミセシン」を思い出し、「ダウンタウンヒーローズ」も思い出し、キョンキョンを見れば「紳士同盟」(←キョンキョンの映画と同時上映だったから)を、オジーを見れば「木更津~」を、ピエール瀧で「三丁目~」を、と結構全方位的に色々思い出します。今回のサングラスをかけるシーンや、大女優と女優の卵の対比という意味では、当然「Wの悲劇」を思い出すし…。
あ、そういえば今回のピエール瀧の役名が梅頭で、うめずと読むのかな?わからないけど、しかし寿司屋といえばやっぱ梅さんよね!ということで、たぶんクドカンも「ど根性ガエル」世代なんだなーという思いと共に、ど根性ガエル繋がりでやっぱり「ミセシン」を思い出す。できれば大吉と一緒のシーンがあったらいいな~。無理かな~。是非一緒のとこ見たいわあ。勿論、尾美君とも!
思い出すといえば、「無頼鮨」という店名で、「無頼だからブライアン」というネタを思い出したんだけど、あれはなんだったかしらん。ぼのぼの?