12月31日（火） NHK総合 19：15～ 「第64回ＮＨＫ紅白歌合戦」
あけましておめでとうございます
遅ればせながら…。やっぱり去年の大晦日の大瀧さんのニュース以来、どうしても事あるごとに考えてしまって、なにかこういまひとつテンション上がらないお正月でしたが、リアルタイムでよく知っていたわけではないし、すごくファンだったわけでもないのに、なぜこんなにショックなのだろうと思うと、やはりあまりに突然だったこと、そしてここ数年ひろ子に関連して大瀧さんの名前を見ることが幾度かあったこと、特に「夢で逢えたら」をカバーした後は、コンサートにいらっしゃっていたらしい情報とあわせて、もしかしたら大瀧さんとまた仕事したりしないかな～なんて夢みたいなことを考えていたりしたものですから、それは勿論単なる夢で終わったであろう願望だったけど、そういう願望すら抱けなくなってしまったというのが自分にとってとてもショックなんだろうなとかこれまたいろいろ考えたり…。幸ちゃんのラジオにもゲストでいらしていたりしましたし…（大瀧さんは幸ちゃんのことを幸ちゃんって呼んでくれるんですね）。「あまちゃん」もすごくハマって見てらしたようですし、だから紅白を見ながらも、ああもしかしたら大瀧さんも紅白見てくれたのかなあ…なんてどうしても思ってしまうのですが、そうでありつつも、あまちゃんコーナーを見ている時は、一気に気持ちも盛り上がり、その間は勿論テンション上げ上げ。
オープニングからして「あまちゃん」の曲で、「おおっ」って感じで、いやしかしかなり特別扱いっぽいけど大丈夫なのかしらと微妙に不安がよぎりつつ、まさか審査員席に夏ばっぱがいることは知っていたけど、クドカンまでいるとは知らなかったのでビックリして、やっぱりすごい特別扱いっぽいぞと戦々恐々（笑）。
前半のリアスコント（笑）があまりにいつもの「あまちゃん」らしすぎて、知らない人置いてきぼりなんじゃ…とここでもまた不安に。でも鈴鹿さん登場で、会場がざわついた感じだったのが、私の気持ちと完全リンク。後半で歌うらしいのは事前にニュースになっていたから知っていたけど、まさか前半にも出てくるとは！と私、超感激。
まさかリアスに鈴鹿さんがねえ！鈴鹿さん、忠臣蔵見たいんだ…（笑）。大晦日に忠臣蔵やってないでしょうとツッコミながら、さて後半どうなるのかなと思ったら、なんと！アキ＆ユイのジャンプ映像からの第157回 「おら、紅白出るど」の文字＆オープニング開始で、うおおおおおーーーこうするのか！最終回の続きがくるんだ！と衝撃＆鳥肌。
いったいどういう形であまちゃんコーナーを見せるのかなあと思っていたけど、なるほどなあ！そっかそうか、あの先があったんだ！ユイちゃんが遂に東京へ来たんだ！と、まあ場合によってはアキの見た初夢ってオチも有り得そうだけど、それにしても、バスでも列車でも実現できなかったユイちゃんの東京行きは、そうか正宗のタクシーだったら可能だったんだ！とめっちゃ感動。
しかもアニメの映像から実写のタクシー映像に切り替わるタイミングがこれまた絶妙で！最高のタイミングでしたね。もうオープニングアニメからしてものすっごいNHK力入れてるなあとビックリしたけど、この切り替わりのタイミングの絶妙さといい、諸々の報道によると、どうも朝ドラ1話分の15分きっかりに作ってあったようですし、まさにこれが真の最終回とも言うべきクオリティで、ほんともう最高でした！春子が遂に表舞台に立ったという意味でも、鈴鹿さんが遂に自分の声で歌番組に出たという意味でも。GMTも夢の紅白の舞台に立ったし。完全無欠な最終回といえましょう。惜しむらくは、鈴鹿さんの一大事に太巻はいったいどこで何をしているんだ！ということぐらいで（笑）。きっと舞台袖で感動にむせび泣いてたに違いない…（笑）。
しかも鈴鹿さんがまたしても振袖姿で登場するとは！！
見た後では、そうだよねそれ以外の演出ないよねと思えるけど、全っっっ然予想してなかった。
どういう風に出てくるのかなあ…あれ…？歌うよね鈴鹿さん、いやさ、ひろ子も……え、まさか出番ないってことないよね…なんて不安にかられた瞬間、奈落からあの153話を彷彿させる水色の振袖姿（ツイッターででも柄は違うと書かれていた方がいたので確かめたら、本当に違った！帯揚げの色も違う～）でせり上がってくる鈴鹿さん！会場からも歓声が上がっていたけど、私もリアルにテレビの前で歓声あげて拍手喝采（笑）。
だってだってまさかあの海女カフェライブの再現がくるなんて思わなかったんだもの！まるであの海女カフェライブの観客に今度は自分がリアルタイムでなったかのように、紅白で擬似体験できるとは！
まあひろ子の歌唱としては、153話の歌唱を100点としたら、今回は55点ぐらいかな～と思いましたけど（辛口。高音が上がりきらなかった部分が結構あった気がします）、でも出てきてやっぱり、ああこれはひろ子ではなく、鈴鹿さんなんだなと、鈴鹿さんとして紅白の舞台に立っている、鈴鹿さんそのものなんだなと自然にそう見えたのが、すごいと思いましたです。勿論アキ＆ユイ始め、出演者全員そうだったけど。テロップも皆ちゃんと役名でしたもんね。
それにつけても鈴鹿さんは、東京編で初登場した時も、遂に生歌を披露した153話も、今回の紅白も、満を持しての登場！という演出がされていて、とっても嬉しいです。
え、まさかひろ子歌わないの…？と一瞬不安にさせてくれるあたり、153話に向けてひろ子の生声いつ聴けるの～～～と散々焦らされたあの展開が思い出されて、その果ての海女カフェライブの再現ですから、歌い出しも同じ、最後の歌詞改変のところで夏ばっぱの笑顔が映るのもまるで同じときたら、これはもう唸る他ないです。感嘆！の一言。夏ばっぱ…宮本さんの笑顔がほんといいんだ～。あったかくて。
あまちゃんコーナーの司会が、先だっての「嵐にしやがれ」であまちゃん見てた！と熱弁をふるってくれていた松潤主導だったのも嬉しかった。とても嬉しそうにしてくれてましたもんね。「しやがれ」でも今回の紅白でも。
そうだ、で、最後、エンディングでサブちゃんが挨拶した時かな、なんて言葉だったか忘れちゃったけど、その時に横にいた松潤がすぐにサブちゃんに向けて控えめに拍手して、更に他のメンバーもそれに呼応して拍手していたのが、なんかすごくイイなーと思いました。ちゃんと気配りできるんだなーと感心したというか。
綾瀬さんの司会はハラハラしたけど（笑。せめて審査員席にぶちょおでもいてくれたら…とか思った。アホ宮の側には漏れなくぶちょおが欲しい）、でも時として泣き出しながらも、一生懸命笑顔を心がけてやっていたのが、先に書いた松潤達の自然な対応含めて、なんというのかな温度が温かいというのかな、なんか微笑ましくてイイなと思いましたです。
まあ紅白といえば、もう何年もひろ子が出てる時ぐらいしかまともに見てなくて、かなり久しぶりだったので、最近の紅白長すぎるよね…と思ってた印象もどこへやら、あれよあれよという間に終わった感じ。楽しめました。
ぶっさんとバンビもいたし、はらちゃん（じゃなくて、うぬぼれというべきか）と田中さんもいたと思うし。できればはらちゃんの歌を歌って欲しかったけどなー。神様の神様・百合子さんもいたわけだから（笑）。
鈴鹿さんだけ歌い出しが「I miss you～」からであったこと。最後の歌詞が春子の歌ったものとは異なったこと。ユイちゃんが東京にたどりついたこと。
この意味は、ドラマを見ていた人にしかわからないけれど、だからこそ最高の演出であり、完璧な「あまちゃん 第157回」であったといえるのではないでしょうか。
見て良かった！超満足！！