*注・今回は強烈なネタバレがあります（特に122話のほう）。…ので、未見の方はご注意ください。
8月19日（月）・第121話
うーむ、ますます冴え渡る鈴鹿ひろ美…いやさ、ひろ子の表情。イイですね。
記者会見のシーンもあったけど、それよりもオーディションを受けるアキの演技を見つめる表情、無言の演技が最高でした。
いったい何を感じていたのか詳細は不明も、確実にアキの演技に何かを感じているというのが、セリフなしに表情のアップだけで伝わってくる。そんな感じがしました。
やっぱり役と付き合えば付き合うほどどんどん良くなっていくタイプのような…。まあどういう順番で撮影されたのかはわかりませんが、話が進むにつれ、どんどん余計なものが削ぎ落とされていって、清廉というか洗練というのか、役そのものでしかなくなっていく。そんな感じがします。「ミセシン」の時もまったく同じことを書いたと思うけど、ほんと連ドラ向きだなとしみじみ。
朝ドラ後半だけでなく、半年ビッチリ長丁場で見てみたい気もしてきました。今度はめっちゃ正統派なお母さん役とか見てみたいなあ…。毎日声聞けるのって嬉しいし～。
記者会見でのスーツは素敵でしたけど、あまり似合ってはいなかったかな…？
映画はリメイクというより、続編？主人公のその後を描くと言っていましたね。タイトルは「潮騒のメモリー ～母娘（おやこ）の島～」。つまり、ひろ美さんは新しいヒロインの母親役ではあっても、元の主人公役のままなのか。つか、ひろ美さんってつまり、役名をそのまま芸名にした人だったのか？本名は何だろ～。
アキの自己紹介をピシャッと遮る線引きぶりも素晴らしい。おいおい、贔屓しているって疑われたら困るから余計な発言すな！って感じっすかね（笑）。なんちゃって、できるだけ公平にクールに審査している、ということですよね。
今までの無頼鮨や楽屋でウダウダしていた姿とは違い、女優・鈴鹿ひろ美としての仕事の場、という感じでカッコ良かったっす。
それにしても大吉は春子をなぜすぐ病院へ連れて行かない。「今行っても会えねえ。手術中だ」って何だよ、どういう理屈だ。手術中に何かあったらどうするつもりなんだ。まず先に病院へ連れて行けっての。
手術を待っている間に、待合室で歌い出す皆さんもちょっとな…。ドラマ的演出だってのはわかってるけど、コメディ部分ならまだしも、シリアスな局面でそれはちょっと……。春子も一応止めようとしていたけど、緊急事態に陥っている家族はその時一組しかいないとは限らないし、一緒の待合室ではないにせよ、他にもギリギリの気持ちで待っている人達がいるかもしれない状況設定で、やっぱ合唱はちょっと…やりすぎの演出かな、と。
8月20日（火）・第122話
これぞ真の、じぇじぇじぇじぇじぇーーー！！！！！
いまだ付き合ってるだとーーー！？しかも一緒に住んでる！！！？？？
……えええええーーーなんてこった……完璧に騙された……。どういうことよ……太巻がずっと敬語使いであれだけ他人行儀だったのは、2人の仲を隠すためのカモフラージュだったと、そういうことなのか？
でもそれだったらなんで登場序盤で、太巻はひろ美さんの行きつけの店を知らなかったのさ……。なんでひろ美さんはいつも1人で無頼鮨に入り浸っていたんだ。太巻が仕事で忙しいから？ひろ美さんの言外から滲み出ていた、あの孤独感というか寂寥感みたいなのはいったいなんだったんだ……。
水口始め誰しもが2人のことは過去のこととして話していたし、他ならぬひろ美さん自身が、過去話として語っていたのにいいいいいいーーー！一年も続かなかったって言ってたじゃないかーーー。続かなかったってのは、仕事上の関係だけで、プライベートの関係は続いていたってことかーー。だからひろ美さんのために立ち上げた事務所からひろ美さんが抜けて、でも一緒にはずっと住んでてそれを秘密にしている…？…ハッ！だから恋愛経験が太巻しかないような言い方だったのか！？いつだったか持ち帰ってたお土産も、太巻分？運転手に待ち伏せ（笑）されるのが嫌なのも、隠したい秘密の関係があったから！？
うーんうーん、それだといろいろ納得できそうな気もするけど、あれやこれやの会話の後で実は自宅では2人一緒だったのかと思うと……やっぱり納得できなーーーーい！！！
どうなんだろうなあ……梅さんの勘違いってことはないのかなあ……勘違いっていうか、梅さん内で情報が更新されてないとか…。同じマンション（なぜかマンション住まいと思ってるけど…）に住んでても、実は階が違うとか、家は隣同士とか……。そういうオチはないんだろーか。
「世界征服と結婚」。ひろ美さんの夢からすると、籍は入れてないのでしょうが……。
太巻との関係が衝撃的すぎて、他の事が頭からとんでるけど（笑）、えーと、水口がなんかゴチャゴチャしていたのはともかくとして、とりあえず夏ばっぱの意識が戻って良かった良かった。
やっぱり医師に怒られていましたね、合唱。そうか、他の利用者の迷惑という観点以外も、手術の手元が狂ったらヤバイか…。
ばっぱの意識が戻って集中治療室に入った時も、うるさいよ！と怒られていましたが、まあこっちは喜びのコメディ演出として納得。そして、喜び勇んで集中治療室に入っていく瞬間の春子の笑顔がすんごく良かった。
他の利用者に迷惑といえば、無頼鮨のカウンター席で歌って騒ぐGMT。あんなうるさい客がいたら、自分だったら二度とあの店には行かないな（笑）。客の個人情報（しかも有名人の超プライベート情報）を他の客にペラペラしゃべる大将もいただけないし（笑）。
先輩はまたキス未遂ですねえ……。わかるけどさあ…まったくもう（笑）。
ところで鈴鹿さんの私服がいつも黒尽くしなのは、もしかしたら太巻とのことに関係しているのかしら…なんてこともチラっと思い浮かんだり。太巻との関係を公表できるようになるまで、それまでは影に隠れた関係＝黒ってことなのかしら…なんて。…うーんさすがにそれは考えすぎ（笑）。
この一次審査でのひろ子はなんか綺麗で好き。メイクがあってるのかな？それともいつもと少し照明が違うのか？上述したように、表情から余計なものがどんどん削ぎ落とされていっているのも大きな要因かな？
一度は女優失格の烙印を押したアキを推すのも、太巻が考えるような罪滅ぼし的なものではなく、とりあえずオーディション制にして一応アキにもチャンスを与えた→そこから先は、女優として冷静に審査して判断する→そのチャンスを生かすも殺すもアキ次第と思っていたところに、あの一時審査でのアキの演技に何かを感じとり、アキを推す気になったのかなあと思いましたが、果たして。
関係ないけど、さっきウッチャンが「あまちゃん」OPのパロディしていたのを見たけど、面白かった（笑）。途中のショットで如何にもウッチャン的な構え（カンフー？何？）が入るのが（笑）。あれ完全バージョン作ってくんないかなあ。ユイちゃん（＠塚地）に似せようと下手に努力した跡が見えるというクドカンのコメントも笑った（笑）。